皆さんこんにちは。HP委員のしのっぴです。

皆さんいかがお過ごしでしょうか?大変な世の中になってしまいましたね。早くこの新型コロナウィルスが終息することを祈るばかりです。この記事のアップ時期は第2波の心配をされている6月ですが、少し時をさかのぼって緊急事態宣言も真っ最中、我が家も不要不急な外出を控えるゴールデンウィークに突入しました。自分が出来る事は外出を控えるって事と、手洗等をマメにする事ぐらいです。そこで、シャーシを作成したまま放置してあったTAMIYA MERCEDES-BENZ G500のボディー部分を作成していくことにしました。シャーシ作成と違い、ボディー部分は若干のアレンジ等を加えて自己流で作成していますのでご了承下さい。(基本は説明書通りです)個人的に説明書通りに組み上げるシャーシ作成よりも、塗装等どうしても時間を掛けなくては進める事が出来ないボディー作成は苦手です。塗装やデカール貼りの作業は失敗すると取り返しがつきませんからね・・・では、早速やっていきましょう!

ボディー切り出し、塗装作業

こういった作成型ラジコンのボディーは購入した状態だと透明なポリカーボネート製のボディです。しかも、写真にはありませんがタイヤハウスやボディーの下部には不要な部分(バリ)が存在してます。これをカッターナイフやハサミ等で切り落とします。写真は切り落とし済み、ウィンドウ部分には塗り分けのためのマスキングテーブも張り込み済みです。塗装はボディーの裏側からスプレーしていきます。今回はボディーが「ブライトガンメタル」というカラーです。プラモデル制作をしている方なら常識かと思いますが、メタル系の塗装をする場合、下地にブラックを吹き付ける事で塗装の発色と深みが増します。今回透明ボディーの裏側から塗装して行くので、プラモデルの塗装順とは逆になります。最初にメインカラーのブライトガンメタルを吹き付けその後に下地のブラックを吹き付けます。実はボディー下部にブラックの塗り分けの部分が存在しており、その部分だけは下地のブラックがメインカラーとなるようにしました。こうする事で塗り分けのマスキングが楽になります。本来、塗り分けが存在する場合、濃い色から塗るので、説明書通りだと、ブラック→ブライトガンメタルの順です。するとブラックを塗るためにボディの95%以上マスキングしなくてはいけません・・・めんどくさいです・・・ただ、今回はメインのカラーがメタル系なので成り立つ手法です。例えばボディーの色をホワイトにしたい場合は説明書通り、濃い色から塗り分けないと大変な事になるので注意してください。因に、ボディー本体の透明な層はプラモデル作成の艶出しクリアー層の役割も果たしています。(よく考えられている)

裏面から見るとブラック一色。こうする事でメタル系の発色も良くなり、ボディーマウント用のポールからメインカラーの擦れによる、色ハゲの保護にもなります。更にはマスキングの手間も大幅削減で一石三鳥。一気にそれっぽくなりましたね。因に、ブライトガンメタル塗料はスプレー缶1本使い切る感じです。常識ですが、一度に塗りすぎず、4〜5回に分けて少しずつ塗布していきます。

デカール貼り付け作業

今回のキットのデカールはこんな感じ。以外に貼付ける部分が多いです。窓枠のモール部分や一部塗り分け、細かな蝶番部分等は全てデカールで表現するってことですね。細かすぎて少し萎えてます・・・

こういった専用ハサミをしようすると作業がかなり楽になります。僕は「ハセガワトライツール」の「デカールばさみ」を愛用しています。このハサミ、凄く細かな切り出しが出来るのでオススメです。右側写真のリヤワイパー部分のデカールは中抜き加工で余分な剥離紙もカットしています。そういった部分にはデザインナイフで切り抜きします。

大きな部分のデカールは剥離紙がついた状態で一度借り合わせします。また、剥離紙は一度にめくりきらずデカールの端を一部めくって位置合わせしながら慎重に貼付けて行きます。この作業やってるとあっという間に時間が過ぎて行きます。ステイホームにもってこいな作業なのかもw

う〜〜ん・・・素人なのでやっぱり少し気泡が入ったり、若干ズレたりしますね。まぁ、にわかモデラーなのでこんなものでしょう・・・

途中経過をバシャリ!何となくそれっぽくなって来ました。

墨入れ作業

デカール貼り作業が一通り終了したので、少しアレンジを加えます。キットには無いですが、極細ラインテープなる物を使用してつなぎ目部分や窓枠部分の墨入れをして行きます。0.3ミリ幅のラインテープ使用です。この作業をするのとしないのではボディーの引き締まり感がかなり変わって来ます。かなりシビアな作業ですけどね・・・なんせ細すぎて貼ってるうちにどっちが粘着面か分からなくなってきますから・・・プロの方なら簡単なのでしょうね。コツとしては貼付ける時に引っぱり過ぎない事です。引っぱって貼ると直線は貼りやすいんですが、貼り終えて時間経過すると伸びてた部分が縮んで短くなって来ます。いつの間にか貼付けた長さより短くなっている事もありましたw

ここで、思わぬ事態に!ラインテープが足らない・・・まぁ、そこは予想していました。前回作ったラジコンの余りで作業してましたから・・・無くなったらまた注文すれば良いと思っていたら、通販ショップの在庫なし。入荷未定・・・これってコロナの影響?とか思いながら、まぁ、張り切れなかった部分は今後少し考える事とします。そのうち入荷するかもしれませんからね。気を撮り直して次の作業に移ります。

プラパーツの塗装作業

スペアタイヤケースや、サイドミラー、フロントグリル等は別のプラパーツになっています。当然未塗装・・・リフレクター部分とフロントグリルは、予めメッキ塗装になっていました。当然塗り分けも存在するので、エアブラシ等を使用して塗り分けて行きます。にしても・・・フロントグリルの部分の塗り分けシビア過ぎるでしょw!絶対はみ出るし!中心ベンツのマークの塗り分けはデカールになります。なので黒塗装はこの形でOKです。(上手い人はこの中心のベンツのマークも塗装で塗り分けるんでしょうね・・・)

説明書通りだと、リアリフレクターは通常のシルバー塗装、ミラー部はデカールで表現ですが、イマイチ輝き具合に疑問が残るので、思い切ってメッキ塗装します。使用したのは「ガイアノーツ・プレミアムミラークローム」です。ネットでの評判が高くて以前購入しましたが、希釈も必要無くメッキ感も強いので気に入ってます。

次にサイドミラー本体とスペアタイヤパーツを塗装して行きます。とりあえずシルバーの塗り分けあ有るので下地にブラックを塗装。因に、ブラックの塗り分けはこの下地になります。ポリカボディの塗り順とは逆になりますね。

塗り分け部分をマスキングしていきます。曲線部分はタミヤさんから出ている「曲線用マスキングテープ」を使用しています。細さも使い分けてしっかりと曲線部に這わせて行きます。

まずまずの出来じゃないでしょうか?ガチのモデラーさんからしたら笑われる出来かもですが、素人モデラーはこれで満足ですw

オプションパーツ・LEDユニット(TLU-01)装着作業

せっかくここまで作ったので、とことん拘りたいって事で、またも「ポップアップオフションのLEDユニット」を購入。これが有ると無いとでは完成度が雲泥の差です。配線を出来るだけ目立たない位置に這わせて行きます。ユニット本体はセンターより少しずらして配置。こうする事でボディーを付けたままLEDユニットのスイッチをON・OFFで来ます。(まぁ、手の大きさにもよりますが・・・)

ボディー完成!

全てのパーツ、先に作成したシャーシと合体させて完成。中々カッコイイじゃないですか!ちょいちょい気になる部分も存在するのも事実ですが、概ね満足な出来になりました。何より時間を忘れて没頭出来たので楽しかったですね。完成した頃には緊急事態宣言も解除されましたが、まだまだ油断出来ません。まだCC-02シャーシの走破性を確かめていないので、暇な時に人の少ない所で走行させてみたいと思います。(休日の会社の駐車場ってのもアリですなw)それでは、長々と読んで頂いてありがとうございました〜〜

この記事を書いた人

しのっぴ
トヨトモのしのっぴです。
HPのデザイン全般を担当してます。少しでも面白いHPに出来たらいいかなぁ。ちなみに、真の下っ端は実は僕です。