皆さんこんにちは。HP委員会しのっぴです。気づけばもう12月。一年恐ろしく早く無い?充実した一年だったって事でいいですよね?てことで今回は・・・というか、今回も!愛用リールのオーバーホールの記事になります。因みにこの作業は結構前に行っていて、記事記載とタイムラグはあります。シーバス・ソルト用としてベイトリールでは17エクスセンスDCを愛用していますが、ここ最近出番が多く、そろそろ内部の清掃とグリスアップを行いたいと思いました。基本はオフシーズンにメンテナンスを行います。なお、こちらの記事の作業は全て我流です。参考にされる方はご注意ください。

分解・清掃

とりあえず、分解していきます。ベイトリールは構造が比較的シンプルなので、分解はラクです。とはいえ自分もYouTube等でバラし方は研究しました。あと、初めの頃は古くなって使わないリールで練習しました。まぁ、壊しても構わない程度のリールとかで・・・ただ、どんなリールも基本構造は一緒(年式とメーカー違いで若干の違いはある)で、一度理解してしまえばあとは同じ作業です。このEXSENCE DCは少しフレームの構造が若干複雑になっていて、ビスを外す箇所が多いです。おそらく、同年代バス用リールの「アンタレス」と同じ構造?持っていないのでわかりませんが・・・と思います。

一つ一つ部品を外していきます。初心者の分解のコツはこまめに写真を撮っておく事と、バネ類が分解する事で飛び上がる事も有るので要注意です。最初の頃はそれで室内を部品捜索した事もあります。運良く見つけられましたが、今回も油断は禁物です。あと、回転部分に使われているネジが「逆ネジ」になっている箇所があるので要注意です。外しているつもりが締め込んでいる事になるので、ネジ山が潰れる危険性があります。今回は全てのパーツを分解したかったので、前回は見送ったレベルワインダー部分も分解します。

完全では無いですが、ほぼ全バラまできました。写真には写って無いですが、ドライブギアに少し錆が付いていました。使用した後はしっかり手入れしていたつもりですが、まだ不十分なようです。まぁ、使用にはさほど問題無さそうなので、今回はそのまま使用します。(ドライブギア高いし)その他極端な塩ガミや劣化パーツは無さそうです。ベアリングもチェッカーで確認しましたが、問題なさそうです。グリスは鉄粉をしっかり含んで黒ずんでいますので、パーツクリーナーで洗浄しました。

グリスアップと組み上げ

今回のグリスアップは「IOS FACTORY」さんの「シロクマグリス」と「ギアグリス」を使用しました。これ使ってみたかったんですよね。色んなサイトで紹介されていたので気になっていました。(結構お値段しました)

古いグリスを落として綺麗になったフレーム。とてもスッキリしました。このまま使いたくなりますが、グリスで保護しないとフレームもパーツも破損します。

フレーム内部全体に新品グリスでシーリング。(内部に水が入っても全て弾くと思われる)正直プロの方から見ればダメダメな塗り方だと思いますが、素人なのでこれで精一杯です。まぁ保護できていればいいかと・・・

その他パーツもクリーニングとグリスアップを行います。ベアリング内部にはオイルを注入しておきます。ギア類の部分には「ギアグリス」を使い分けて塗布しておきます。使用感としては純正グリスより粘度が高いイメージでした。これが組み上がった時が楽しみです。いかにもヌルヌル回転する感じが伝わってきます。そして外した順番の逆で組み上げていきました。(この間の途中経過写真が用意できませんでした)

無事完成!新品グリスが効いていい感じにヌルヌル回転です。やはり少し重くなった感はありますが、使用しているうちに馴染んでくるでしょう。プロの方はこういった事も計算してグリスアップ、クリアランスして組み上げるんでしょうね。自分はセルフオーバーホールなのでこれで十分です。

オーバーホールと日にちは前後しますが、木曽三川エリアの元気なシーバスが遊んでくれました。動作チェックも兼ねて釣行しましたが、そのときは安定の「BOSE」です・・・またシーズンに入ったら通いたいところですね。それでは皆さん良いお年を〜

この記事を書いた人

しのっぴ
トヨトモのしのっぴです。
HPのデザイン全般を担当してます。少しでも面白いHPに出来たらいいかなぁ。ちなみに、真の下っ端は実は僕です。