皆さん、こんにちは。
環境整備委員長のショウでっす♪

忘れたころにやってくるこのブログ、今回の内容は番外編。
…腰痛のお話です( ;∀;)

実は元々腰痛持ちでして、モノを持ち上げるときや、普段の生活においても姿勢に気を付けるなどしていたのですが、
この度その爆弾が爆発(症状が悪化)しまして、慢性的に痛みやしびれが出るようになってしまいました(T_T)

腰痛の画像

というわけで絶賛治療中のワタクシですが、皆さんも他人事ではないはず。
今回はその治療や改善を少しお話ししようかと思います。

腰痛、「椎間板ヘルニア」って?

一言で腰痛といっても症状や原因は様々ですが、今回私が受けた診断は『椎間板ヘルニア』という症状です。
この症状は原因が特定されていて、背骨と背骨の間にあるクッションの役割をしている椎間板に問題が発生することで起こる腰痛です。

もう少し具体的に解説しますと、
何らかの要因(加齢や生活習慣、労働環境や強い衝撃など)でその椎間板の外側が変質、断裂してしまうと、背骨同士の圧迫で中身の髄核が飛び出してしまい、それが脊髄の神経を圧迫してしまいます。
その神経は腰や臀部、下肢につながっているため、その部位に痛みやしびれといった症状、いわゆる坐骨神経痛が起きてしまいます。
最悪の場合、悪化してくると立ち上がることや歩くことが困難になるほどです。

ヘルニアの画像

では椎間板ヘルニアと診断されたらどうすればいいのか…

…まず大事なのはとにかく安静にしていることです。
痛みに関してはしばらく取れないので、安静にしていることや内服薬などを服用する保存療法といわれる方法で治療していくのが一般的です。
症状の進行具合や悪化の程度によっては、手術などの方法のありますが、私の場合はそこまでではないので上記の方法で治療をしています。

ちなみに人それぞれではあると思いますが、一般的に椎間板ヘルニアは完治することはないにしても、適切な治療を続けていれば、数か月で自然消滅(症状が改善)すると言われています。
ですので、薬の服用も大切ですが、まず第一に生活習慣の見直し、特に姿勢に関する部分においては特に注意しておく必要があるといえます。

私の椎間板ヘルニアの原因である背骨の圧迫は、骨盤のすぐ上にある背骨同士の圧迫によるものです。
この部分の背骨が曲がる(負荷がかかる)要因はシンプルに姿勢にあるとされています。

たとえば、
座るときに足を組んだり、ソファーやいすに深く腰を掛ける。またあぐらをかく等…アウトです。
モノを持ち上げるときや下すとき、手を伸ばし腰を曲げるように持つ方法…アウトです。
胸を張って腰を反らせて立つ…アウトです。

普段の生活で何気なくしているその姿勢が、思ったより負担をかけているのがわかりますね(;^_^A

そのため今はその部分の動きを制限するため、腰にサポーターを付けて生活しています。
ですが、あくまでも締めて押さえているだけなので、普段から立ち上がる時、座る時、モノを持つ時などは気を付けることが重要です。
特に印刷業では重量物を持つのが必然ですので、モノを持つ際、からだを起こして片膝立ちになるなど工夫して仕事をしています。

今後に向けて

今はまだ痛みが継続的に出るため、無理な運動などはできませんが、
今後、この腰痛を改善していくためには、ストレッチと筋トレが大事になってきます。

そもそも姿勢や背骨の動きを支えるためには、腹筋や背筋といった胴回りの筋肉が大切です。
また腰回り、臀部、太ももの稼働域を保ち、腰への負担を減らすためには、ストレッチが欠かせません。

よく腰痛改善で言われる筋肉には、腹直筋、腸腰筋、腰方形筋、脊柱起立筋などがあり、
これらが衰えたり、凝り固まったりすると腰に負担がかかってしまいます。

まずは『腹直筋(ふくちょくきん)』。
おなかの前面の筋肉になりますが、一般的にみんなが六つに割りたがっている筋肉がこれです(笑)。
主に腰を前に曲げるときや姿勢を正しく保つために使われます。

次に『腸腰筋(ちょうようきん)』と言われるインナーマッスル。
大腰筋、腸骨筋、小腰筋の総称で、これも腹筋の代表的な筋肉です。
腹直筋同様、腰を前に曲げるときに使います。

次に『腰方形筋(ようほうけいきん)』。
これもインナーマッスルですが、腰を両側から支える筋肉になります。
これも姿勢を保つために重要な筋肉ですが、左右対称でついているので、バランスよく鍛えないと、片方の腰だけ痛めたり、腰がひねりにくくなります。

最後に『脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)』、いわゆる背筋です。
頭から骨盤までの背骨に沿ってついています。
これも正しい姿勢を保つために必要な筋肉ですが、これが弱くなってくると、背骨が横から見た際にS字カーブを描いてしまい、腰に大きな負担がかかってしまいます。
重要な筋肉の一つです。

主に4つの筋肉を紹介しましたが、どれも腰を支えるために重要な筋肉です。
それらの筋トレやストレッチを習慣づけて、しっかりと腰痛改善をしていきましょう。

それぞれの具体的なトレーニング方法はここでは解説しませんが、
動画サイトなどで、いくつかアップされているので、検索し参考にしてみてください。

腹筋の画像
体操の画像

※トレーニングは無理せず自分に合ったものを選びましょう。
 また痛みがあるうちは、悪化を避けるために、軽いストレッチだけにしておきましょう。

それでは、今回はここまで。
皆さん、健康第一、体を大切に。

※本ブログのイラストは「いらすとや」さんのフリー素材を使用しています。

この記事を書いた人

環境整備・野球部担当:ショウ
野球部・環境整備ブログ担当のショウでっす♪
委員会活動報告や職場環境コラムを展開していきます。
たまに内容が趣味に走ることも・・・( ̄ー ̄)ニヤリ