みなさんこんにちは。いいんちょです。
今回はお私事のお話し。
以前、冬のかわはぎ釣りについてお話していましたが、もう一つ冬場にチャレンジできる魚種を紹介します。それは釣人なら誰もが憧れるマグロ。
マグロと言えばクロマグロ、カジキマグロ、キハダマグロなどTVなどでも特集されるほどの憧れの大型魚&トップレベルの美味しいお魚ですが、当然数百キロもするような個体を釣り上げるのは月1アングラーには無理な話で、狙うのはマグロの中でも比較的小さい「ビンナガマグロ(ビンチョウマグロ)」。
回転寿司でもスーパーの鮮魚売り場でもよく見かけるビンチョウマグロは名前の通り胸鰭が長いのが特徴で、その見た目からトンボと呼ばれ、そのトンボをジグ(金属でできた疑似餌)で釣る釣り方がトンボジギング、通称「トンジギ」と呼ばれています。
狙える時期は11月頃から4月頃まで、釣れるサイズは10kg前後が多く、20kgを超える繁殖能力を持った個体を「タネトン」と呼び、トンジギをするアングラーの目指すサイズとなっています。
昨年、初のトンジギ釣行に出かけ、結果、夢のタネトンを釣り上げました!・・うちの息子が。
今年こそはとタネトン目指し、シーズン終盤の志摩半島へと向かいます。
PEは4号、リーダーはフロロ20号でセッティングし、ドラグ設定については6kgと指定がありました。ドラグとはラインに設定以上の重さがかかった場合にスプール(糸が巻いてある部分)が回転し糸が切れないよう送り出す仕組みのことをいいます。
6kgの設定は踏ん張らないと身体が持っていかれるほどの強さ、ただ、実際にトンボがかかるとこのドラグ設定でも糸が出ていくので、さすがはマグロといったところです。
さて、どうやら昨年と違い今年のトンボはかなり渋い。事前の情報として知っていたのでボウズ(何も釣れないこと)覚悟で挑みます。
まず、船長の指示棚が120mだったので、300gのジグを140mほど落とし、100m程度までスローでシャクリます。ただただ、そこにマグロがいることを信じ、腕がパンパンになってもひたすらシャクる忍耐の釣りです。
「なぜそんなことをするのかって、そこにマグロがいるからさ。」
そんな中、船中最初のヒットコール!・・・うちの奥さんが。
残念ながらヨコワ(クロマグロの若魚)であったため、リリース。30kg以下のクロマグロは禁漁となっていて、違反すれば罰則もあります。
・・・
結果、まぁ、あたりは1度も無くシャクリすぎてつったのは腕だけだったわけですが・・・私は。
ただ、トンボは釣れなくとも、カツオを釣り上げました!・・・うちの奥さんが。
人によってはトンボより今が旬のカツオの方が美味しい!と聞いていたのでこれはこれで嬉しい1本です。
カツオは鮮度が命。帰宅後すぐにさばいて、刺し身、たたき、漬けなどにして食べましたが、臭みなど全く無い!!!
今までカツオってスーパーなどで購入した生臭さいものしか食べて来なかったので、それがカツオの味だと思って敬遠していましたが、全然違う!!サーモンのように脂が乗りとにかく美味しい。
ごちそうさまでした。海の恵みに感謝です。
もう今シーズンのトンジギは終了となるので、リベンジは難しいですが、来シーズン(11月以降)黒潮の動きを見ながら今度こそはタネトン狙ってみたいですね。
以上、月1アングラーのいいんちょでした。
この記事を書いた人
- トヨトモHP管理委員会の委員長を任されています、いいんちょです。みなさんにトヨトモの魅力を知って頂けるよう、商品情報から活動報告まで、肩の力を抜いて読んで頂けるブログを目指します。
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