こんにちは、TERAです。

皆さ~ん!キャンプしてますか~??

普段とかけ離れた大自然の中、揺れるランタンや焚き火の炎を見つつ、お酒でも飲んでゆったりのんびりできる。

住んでるとこが既に自然豊かなので、そういう意味ではあまり感動はないのかもしれませんが(笑)

贅沢な時間ですよね~。

TERAは、少し前からキャンプ道具をちょこちょこと揃えはじめて、初ソロキャンを遂行しようと企んでおります。

そんな道具の一つに、メスティンというアウトドアに興味が無い方には『???』なネーミングの道具があるんですが、ご存知でしょうか?

メスティンって一体??

メスティンとは、trangia社(スウェーデン)が製造している取手付きアルミ製飯ごうの事を言います。

アルミ製で熱伝導率が高く、炊飯以外にも色々な料理が楽しめる道具の一つです。

比較的軽いし、折りたたみの取っ手も付いてて使いやすいし、何より安い(購入時1700円位)です!!
※2019年7月現在、定価よりも高い値段で売っている場合がありますので注意してください

そんなメスティンなんですが、使用するにあたっていくつかやっておいたほうがいい事がありました。

それは、バリ取りとシーズニングです。

まずはバリ取りから

直接メスティンを手にとってみるとわかるんですが、本体や蓋の縁にバリがあって結構引っかかります。メスティンを洗う時や、食べるとき直接口を運ぶ事を考えるとちょっと危険なので、当たりが良くなるようバリ取りを行います。

まだバリがある状態

方法はとっても簡単!!バリがある部分を紙やすりでひたすら擦るだけです(笑)

TERAは、手持ちの240番でバリ取りをして、そのまま縁全体もヤスリがけしました。

蓋も同様に行います。

バリ取り後01
バリ取り後01

指で触った感触は、とても滑らかになり口をつけても問題ないレベルです。

擦り傷が目立つのは嫌だ!もっと滑らかにしたい!という人は、順番に目の細かいヤスリに変えていってください。TERAは全然気になりませんが…。

料理でのアルミ臭を取り除くシーズニング

メスティンはアルミ製なので、どうしてもご飯を炊いた時などアルミ臭が移ってしまいがち。

それも醍醐味だといえばそれまでなんですが、少しでもアルミ臭を無くして美味しいご飯にしたいと思い、シーズニングをしました。

やり方はこちらも簡単で準備するものは、メスティンがまるっと入る鍋と米の研ぎ汁だけです。

米の研ぎ汁を鍋に残しておいて、その中にメスティン本体と蓋を浸します。

火にかけて、20分位グツグツ煮込みます。煮込み終わったら、流して終了です。

メスティン本体の色が少しだけ変色して何やら被膜のようなものが出来上がったみたい(想像ですが)。

試しに匂いを嗅いでみましたが…無臭です(笑)実際にご飯炊いて食べてみないとわかんないですかね…(汗)

ポケットストーブと固形燃料でほったらかし炊飯

というわけで、ごはん炊きます!

使う材料と道具は、これだけです。

  • 米1合
  • 水200cc
  • メスティン
  • エスビットポケットストーブ
  • 固形燃料
  • トーチ(着火する道具)
  • 保温袋
使用した道具

今回は室内でやっていますので、ウィンドスクリーン(風防)は使用していませんが、撮影上余計なものが写らないように囲っている場合もあります。

まずはじめに、といだ米1合に水200ccを入れて30分~1時間程浸しておきます。これは、炊いたときに米の芯が残らないようにするので必ず浸します。1時間も待つの??と思うかもしれませんが、本来ならこの待ち時間になんだかんだ準備したりするので全然気になりません。

ちなみに、メスティンの蓋に米をスレスレ一杯入れるとちょうど1合くらいになるので覚えておきましょう。水もメスティン本体のリベットの下からリベットの中間くらいまでで、だいたい200ccになるのでこちらも覚えておきましょう。

1時間浸した米

1時間ほど浸したら、エスビットポケットストーブをカチャカチャ広げて、真ん中に固形燃料をセットします。固形燃料は1個25グラムのものです。ダ○ソー等で3個で100円のもあるんですが、ホームセンターで買った 【カエンニューエース 25グラム20個入り】398円(税込)を使用します。こっちのほうが1個あたりの単価も安いし、固形燃料に使っているアルミも溶けにくく、エスビットポケットストーブにも優しい作りになっているので、近くにホームセンターがある方はこちらを使ってみてもいいかも。そんなにいっぱいあっても使わないよって方は5個で198円(ちょっと割高)というのも売ってました。中身は同じものだと思います。
ついでにジップロックコンテナの縦長のやつ(2つセットで300円位)を購入して、残った固形燃料の保存ボックスにしました。この縦長のコンテナは3個×3段積んで蓋もピッタリ締まります。まさにシンデレラフィットです。後は冷暗所にて保管すればOK!

エスビットポケットストーブと固形燃料
固形燃料を保管するケース

エスビットポケットストーブの上に蓋をしたメスティンを乗せて、いよいよ固形燃料に着火します。固形燃料に火が付けばライターでも何でもいいんですが、今回は屋外での使用も想定して、SOTOのスライドガストーチを使用しました。このスライドガストーチは、名前の通り先っちょがスライドして伸びて、上に物があっても隙間からすっと入れて着火できます。手も熱くなりません。ガスが無くなっても市販されているカセットガスで充填できるので便利です。

ガストーチで着火
固形燃料は25グラム

着火したら触らずそのまま火が消えるまで放置です。沸騰して圧力かかってくると蓋の隙間から吹きこぼれてくる事があるので注意してください。

今回は室内なので屋外よりも風などの影響を受けないため、温度が高くなる可能性があります。室内でやる場合は様子を見て、吹きこぼれが無くなってパチパチ音が鳴り出したら火から上げるといい感じだと思います。

だいたい20分位で火が消えるので、ひっくり返して底をトントンしたら保温袋に入れて15分~20分蒸します。メスティン本体がかなり熱いので耐熱グローブ使ってくださいね。

保温袋が無くてもタオルでクルッと巻いておくだけでもいいかと思います。

メチャメチャうまく炊けちゃった

そして、完成したご飯がこちらです!!

ジャジャ~ン!

ほったらかし炊飯の出来上がり
焦げ付きも無し

初めてのほったらかしで、ふっくらツ~ヤツ~ヤ♪美味しそうな白飯が出来上がっちゃいました。

一口食べてみると、お米の芯も残ってないし硬さもちょうどいいぐらいに炊けています。アルミ臭もしません。メスティンの底に焦げもありません。

こんな簡単にできるとは、もっと早くにやるんだった…。

後日、ミートソース風パスタと、松茸のお吸い物を使った炊き込み風ご飯も作ってみました。
見た目はあんまりなんですが…(汗)美味しかったです!

ミートソースパスタ風の写真
炊き込みご飯

 

釣行時や災害対策としても活用できそう

今回の試し炊きでやり方を一通り覚ることができました。って、なんにも難しいことしてないので本当に誰でも出来ちゃいますよ。メスティンを使用したレシピも結構あるので、大いに参考にさせてもらってソロキャンに備えたいと思います。

また、災害時の対策としても十分に使用できると思いました。本体は全然重たくないので、メスティン・ポケットストーブ・固形燃料をまとめて災害バッグに入れておいても良いかなと思います。

以上で、今回の検証を終了したいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございます。

それではまた~ノシ

この記事を書いた人

TERA
トヨトモの中の人、TERAです。
メンバーの中では一番下っ端ですが、何でもチャレンジして頑張りたいと思います。