皆さんこんにちは。HP委員会デザイン担当しのっちです。DTPあるある第2回を始めたいと思います。
 近年のDTPはソフトは多機能化によって様々な表現が簡単に行える様になってきました。今回はそんな新しい機能の代表的存在、(現在では当たり前の機能になりつつありますが)「透明機能(効果)」について簡単に説明したいと思います。その名の通りオブジェクトや写真などを透けさせて表現する機能で、「ちょっと紙面が物足りないな~」ってときや、インパクトの与えたい部分に使用するなど用途は多種多様です。この機能によりデザイナーさんの表現が大幅に拡大しました。今回もイラストレーターを使って説明したいと思います。

 イラストレーターではバージョン9から透明機能が搭載されました。現在最新バージョンはCS5(15)です。結構前から搭載されてますが、その性質上プリプレス(製版)では嫌われる存在でした。CS5等の最新イラストレーターでは一昔前では想像も出来なかったような機能が搭載されています。デザイナーさんにとってはありがたくて仕方ない機能ですけどね(笑)では、なぜプリプレスで嫌われるのか・・・それは安全に出力出来なかったからです。なんとこの機能ソフトが先走りして出力側が追いつかず、結果透明機能が使ってある部分が無くなってしまうな~んていうトラブルが多発したらしいです。データによっては上手く出力出来る場合もありますが、確実とは言えません。その為透明機能が出始めたプリプレス側の作業では透明機能が有る部分などを一度画像として書き込み、それを元の位置にはめ変えて出力する・・・な~んて、まどろっこしい作業もしていたらしいです。幸い僕はその頃DTP業界にいませんでしたが(笑)しかし、デザイナーさんにはそんな事関係ないですから透明機能を多用したデータをバンバン起こしてくる訳です。(苦笑)時間はかかるし、リスクも大きい・・・まさにプリプレス泣かせ・・・

 しかし、近年では出力側も透明機能に対する対策や新技術によって安全に出力が可能になって来ました。その一つにPDFがあげられます。皆さんも会社の文書等をPDFで提出した事とかあるとおもいますが、PDFは色々なビジネスワークフローに登場する汎用的なファイル形式です。その中でも印刷技術に特化したPDFが存在し、数年前に透明機能を上手く出力出来るPDFが開発されました。この形式はPDFの状態でイラストレーターで透明処理をかけた状態が生きているファイル形式です。これにより、最終出力まで透明処理が反映されるため、従来のような透明部分だけ無くなってしまうなんていうトラブルが激減する訳です。(安全出力の細かい理屈は割愛します)いや~ありがたいですね~!!当然最新の出力機が必要になってくる訳ですが、なんと当社は対応しております。これによりよほど特殊な機能が使われていない限り、安全にしかも素早く出力出来るようになりました。これからも、イラストレーターやインデザイン等のレイアウトソフトはどんどんバージョンアップしていき、しかもその速度はどんどん早くなっていく傾向があります。こういった最新データに対応すべく様々な知識と技術を取り込んでいきたいものですねぇ・・・

この記事を書いた人

しのっぴ
トヨトモのしのっちです。
HPのデザイン全般を担当してます。少しでも面白いHPに出来たらいいかなぁ。ちなみに、真の下っ端は実は僕です。